東山動植物園の中の古い道
名古屋にある東山動植物園の中の道がもともとどういうものであったかを調べてみた。次は 1945 年から 1950 年頃に撮影された航空写真。いまの東山植物園のある場所をぐるりと一周しているのが興味深い。
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次の航空写真は 1961 年から1969 年の間に撮影されたものである。周辺の開発が進んでいるが、この周回道は同じ場所にある。なお、前の写真同様、赤く塗った周回コースの南西側に少しだけ突き出した部分があるが、これはロータリーだ。
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次は現在の地図だが、赤く塗った道は形を変えて残っている。 その形態は 3 つに分けられる。ひとつは自動車が通行できる部分、もう一つは歩行者しか通行できない部分、最後に駐車場に転用された部分である。現在駐車場になっている部分から歩道になっている部分にかけては、かつて「東山ドライブコース」と呼ばれていたそうで、検索してみるとバイクで走った経験のある人の書いた記事がいくつも見つかる。
南西にあるロータリーは現在廃止されて一般的な三叉路になっている。
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次は現在の陰影起伏図である。ライダーたちが好んで走った部分は、尾根づたいの道だったことがわかる。
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@kabipanotoko