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bashpodder メモ

最終更新：2006-2-17(Fri)

Linux 上からコマンドラインでポッドキャスティングを利用できたらと思っていたら、ちょうどいいものを発見。

bashpodder は、ポッドキャスティングの aggregator（集め屋の意なり、あるいは、レシーバとかクライアントと呼ばれることもあり）のシェルスクリプト（bash 用）である。iTunes とか juice とか、そんなものの仲間である。GPL で配布されている。

必要条件

bash, wget, sed があれば使える。xsltproc があれば、sed のかわりに用いられる。date, dirname, test, uniq, ls は、まあたいてい持っているでしょ？

ダウンロード＆インストール

http://linc.homeunix.org:8080/scripts/bashpodder/

から、以下の三つのファイルをダウンロードして、同じディレクトリに置いておく。これらは、すべてテキストファイルである。

bashpodder.shell     本体のシェルスクリプト。bash 用。
bp.conf              rss ファイルなどの URL を一行に一つ記してあるファイル
                     これをエディタで編集すればよい
parse_enclosure.xsl  rss2 ファイルなどから音楽ファイルの URL を切り出す
                     ために xsltproc に与える xslt ファイル
                     編集しないでそのまま使えばよい
                     xsltproc がインストールされていなければ、
                     sed が使われるので、このファイルは不要である。

設定と使い方

bashpodder.shell のあるディレクトリに、中身が空の podcast.log という ファイルを作成しておく。最初に一度だけやればよい。

これは、以前ダウンロードした音楽ファイルの URL をすべて記しておくための ファイルで、重複してダウンロードしないために用いられる。

講読したいチャンネルが提供している RSS2 などの URL をコピーして、 bp.conf に一行ずつになるよう貼りつける。

あとは、毎日の仕事。bashpodder.shell を実行するだけ。

bashpodder.shell のあるディレクトリに、日付を名前にしたディレクトリができ、 その日にダウンロードされたものがここに保存される。

カスタマイズ

配布元でマニュアルを作成していないようである。短かいんだからコードを読んで 自分で改造してくれということらしい。

やっていることは簡単。まず、wget を使って pd.conf ファイルに URL が記されて いる RSS2 ファイル（等）を読み込む。xsltproc （なければ sed）で、記事に添付 されている音楽ファイルのファイル名を取り出す。もしそれが podcast.log ファイル になければダウンロードする。

——目次——

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