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エクラノプラン


写真:http://pl.wikipedia.org/wiki/Grafika:Ekranoplan.jpg

この変な乗物は何ぞや。かの有名な(?)エクラノプランなり。気になる乗物なれば、英語版 Wikipedia (http://en.wikipedia.org/wiki/Ekranoplan)より、いくらか訳出せむ。

エクラノプランは飛行機に似た乗物なり。しかしながら、専ら地面効果により機能せるものなり。地面効果乗物は、平面のすぐ上を飛ぶものにて、其の高さは乗物の大きさによって決まるものなり。
(訳注・地面効果とは航空機の地面に近きを飛ぶとき、さあらぬ時より大なる揚力を得ることを言ふなり。「近き」の基準は翼の大きさにありと言へり)
冷戦中何年にも及び、エクラノプランはカスピ海にて巨大にして疾く動く物体として目撃されたり。「カスピ海の怪物」なる名はこれを発見したるアメリカの秘密情報員により名づけられたるものなり。これは、飛行機に似たれども、翼の外側半分を取り除きたる如し。冷戦終結し、かの「怪物」はロシア軍の設計したるものにて、エネルギーを節約し、また水上只数メートルを飛びて敵のレーダーの補足しうる高さより低きを維持するものなりと判明したりき。

間違っていたらゴメン。

http://www.globalaircraft.org/planes/lun_ekranoplan.pl に載っている写真がカッコいいぜ。

(2006/10/31)

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