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三日目

木、休、米、気、金、花、糸、空

木

書き順が異る。

休（キウ）

米

気

気は氣。楷書で气は、米におおいかぶさるようになっている。草書では、この覆いかぶさるというのを好まない場合がある。そして、まるで、气を冠みたいに書く。漱石「坊っちゃん」の自筆原稿を写真で見たが、気は例外なく、この形をしていた。

金

金におおいかぶさる屋根も、やはり小さくなる。

下図左は秦の、下図右は漢の時代の字で、金の点の位置が楷書と違うところにある。

花（クワ）

糸

糸は絲である。[5]によると「この字（糸）は現在常用漢字で、シ・いとの字として使っているが、元来はベキと読む別の字である」（p.192）。

草書に下の形をよく見かけるが、画がどう対応しているのかわからない。

上は王羲之を真似て書いたが、やはり王羲之が書いている別の形に下のようなものがある。上と比べてみて、わかるようなわからないような。

絲をもう一種類。

空

「工」のところが「い」になっているらしいが、はっきりとはわからない。

もう一種類。

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