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十二日目

弓、牛、魚、京、強、者、教、近、兄

弓（キウ）

なぜか知らんが、晋唐の時代の「弓」が見つからない。「引」が参考になるか。

牛

魚

京

京は、もともと口のところが日だった。下図は唐の懐素にもとづく。オレンジの画が水色の画の中心からはじまるのは、もともとそこに横画があったということを示すアリバイ。

下図は、唐の楷書による。

下の図は王羲之の字にもとづくが、残念ながら、どうして真ん中の縦棒がこんな上のほうからはじまるのか、私には理解できず。

強

［キヤウ］

下図は、唐の楷書。

者

小学校三年生で習う漢字。下図は東晋の王羲之が書いた形にもとづく。「土」の最終画は、左側に長く伸びている。

下図は唐の懐素が書いた形にもとづく。「土」の最終画が短かく縮んでいる。

この点をふまえて、次に懐素の「教」を見る。

教

［ケウ］　下図は、唐の懐素が書いた形にもとづく。

下図は唐の時代の楷書にもとづくもので、現在の活字の形とほぼ同じ。「土」の最終画が左側に伸びている。これが、上の草書の形になると、「土」の縦画と一体化するまでに退化しているようだ。この点は「者」で示したことが、よりドラスティックに進行した結果のように思える。

近

兄

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