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二十六日目

北、妹、万、明、鳴、毛、夜

北

下図右は王羲之を参考にしたもの。

下図右は懐素を参考にしたもの。

いたずらで現代の楷書風？に書いてみると

妹

万

一万円などというときのは、もともと萬である。

上図右は、王羲之を参考にしたが、緑色の画がオレンジ色の画の上側に突き出していない。下図右は、はやり王羲之の字であるが、赤く塗った部分が別々に書かれていて、草書と矛盾がない。

下図右のような漢の時代の字があるから、これはおかしなことではない。

もし、下図右のような形と整合するように書くなら、

次のような形になる。

明

「月」部分については「青」参照。

明はもともと「日＋月」ではなく「目＋月」であった（Unicode では、U+77000）。下図右は、唐の楷書を真似て書いたもの。

下図右は、漢の時代の字を参考にしたもの。

鳴

「鳥」参照。

下図右は、唐の時代の字として書道字典に載っていたもの。

下図右は、唐の顔真卿の字を参考にしたもので、上図右とよく整合している。

余談ながら、漢和辞典を見ると、「なく」には、号、泣、哭、啼があり、哭は〈声＋涙〉、泣は〈涙のみ〉、号は〈声＋涙＋言葉〉、啼は「声をはりあげて痛切に泣く」（漢辞海）とある。鳴は、動物や楽器に使う。

毛

楷書や行書とは筆順が異なる。

夜

知らないとまず読めない字の一つ。

上図は王羲之を参考にしたもの。下図は、王羲之による別の形を参考にしたもの。

現代風楷書？にでっち上げると……

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